2011年04月12日

就職氷河期の30代には奨学金返還の困難な人が多い

奨学金を昨日、断腸の思いで全額返済してきたのですが、いざ返してしまうと非常にすっきりしてモチベーションも良い方向へ転換したような気がしています。

バランスシート上ではプラスだったものの、やはり、債務があるというのはストレスがたまるものです。これで債務はすべて返済できましたので、すっきりした気持ちになりました。

この奨学金についてですが、我々、30代の人のなかには、返済が困難になっているケースも多いかと思われます。

思えば、2000年前後というのは就職氷河期まっただなかでしたので、実効就職率は6割に満たない程度だったように記憶しております。就職説明会などに行きましても、百人程度が集まる中、採用人数はたったの2人とか、まるで雲をつかむような感じだったわけです。

私は特に優秀な学生というわけでもなかったので、できるだけ、パイの少ない企業を集中的にあたっていたのですが、妥協に妥協を積み重ねるしか仕方がありませんでした。結果として、就職を避けるような、いわゆるブラック企業しか就職口はなかったわけです。

その会社も既に倒産してなくなってますが、その後に就職した会社も、その次に就職した職場も今はすでになくなっています。

しょうがないので、現在は自分で会社を立ち上げて仕事をしており、現在では最高税率に近いところまで収入が増えてきております。

私の場合は実に幸運だったことが重なり、加えて、取引先の支えなどもありましたので、無事、奨学金を返済することができましたが、私ど同年代の、いわゆる就職氷河期の方は派遣労働で生活が苦しい方が多いのが実情かと思うのです。

いわゆるワーキングプアといわれている人たちですが、私も10年ほど前はそれに近い生活を送っておりましたので、その実情は承知しており、派遣などの収入での返済は不可能に近い気がいたします。

ただ、就職氷河期世代の30代だったからこそ、得られたチャンスというのも存在するわけです。氷河期世代だったからこそ、ハナから就職にはあきらめがついたという事情がありますので、自分で会社を経営することができたんだと考えてます。

もし、当時、ぶなんに就職していたら、その後もつつがない生活を送っていたことかと思うのです。年収400万円程度の収入で満足し、こじんまりとした生活をしていたような気がいたします。

そのようなことを考えますと、就職氷河期の世代に生まれてきてよかったなと感じることもあります。もし、現在、30代で多額の奨学金の返還をかかえ、悲観にくれている方がいらっしゃいましたら、プラス思考でピンチをチャンスにかえていってもらえたらなと思います。
posted by 学ロン at 08:56| 就職 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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